新米研究者の日常ブログ

新米研究者の雑記ブログ。某メーカーで研究者として勤務して早3年。研究者として経験したことをベースに、仕事や生活に役立つ知識・グッズの紹介、科学の雑学、日々感じることをひたすらに発信します!

研究者がブロガーに向いていると思う3つの理由

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どうも、モルモル(@morumorublog)です。

 

気づいたら読者数が100人を超えていて、嬉しい限りです!

 

ブログを初めてから、当初のイメージよりも遥かにレスポンスがあって、モチベーションもいい感じに保てています。

 

これからも良質な記事を心がけて量産していきます。

 

さて、私は現在研究者として働いていますが、最近特に、研究者はブログを運営することにかなり適性があるんだろうなーと感じることが多いので、少し深堀りしてみたいと思います。

 

 

研究者はブロガーに向いていると感じる3つの理由

以前、私の思う、研究者に必要なスキルを紹介しました。

 

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研究者である私が実際にブログを初めてみて、普段仕事で当たり前のように意識したり、実践していることが、そのままブログ運営においても活かされているなと感じる機会が多いのです。

 

よって今回は、私の思う、研究者がブロガーに向いている3つの理由を紹介します。

 

 

記事のネタを考える:情報収集能力が応用できる

ブログを運営するうえで不可欠なことは、継続して記事を書くことです。

 

そのうえで最初に必要なことは、「記事のネタを考える」ことだと思います。

 

ネタの切り口は実に様々あると思います。

 

・自分の経験や知識を紹介する

・世間のホットな話題を解説する

・有用なグッズやツールを紹介する

 

どの切り口であっても、その話題に関する情報収集が必要不可欠であると思います。

 

この情報収集の質に応じて、記事の内容の深さや面白さ、そして広がり(さらなるネタにつながるかどうか)に影響してくるため、非常に重要な要素だと私は思います。

 

研究者は普段から、課題に対して科学的アプローチで解決を試みるために、実に多様な情報収集を行っています。

 

科学論文を探すなど机上調査はもちろん、他部署や外部の人とディスカッションしたりなど、様々なルートで情報収集しています。

 

このスキルは、「記事のネタ探し」という課題に対してほぼそのまま流用できていると感じます。圧倒的な情報収集能力を持つ研究者であれば、記事のネタ探しに困ることなんてことはまず起き得ないのではと思ってしまうくらいです。

 

 

記事の流れを考える:論理構築力、プレゼン力が応用できる

記事のネタが見つかったら次に行うことは、記事の内容の流れを考えることですね。

 

せっかく面白いネタがあっても、記事の構成がよくないと魅力も半減してしまいます。

 

これまで様々なブログ記事を読んできましたが、内容がスッと入ってくるわかりやすい記事に共通することは、「論理展開が明確であり、見やすい」ことだと感じています。

 

つまりは、結論を先に述べて、そのあとに細かい内容を順序立てて論じていく流れのパターンが多いように思います。

 

一方で、読みづらいと感じる記事は、内容のみがダラダラと続き、記事全体として何を伝えたいのかわからないパターンが多いように思います。

 

私の思う、わかりやすい記事わかりにくい記事の一例を紹介しておきます。

 

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研究者は普段、研究課題に対してどういったデータが得られたら科学的に説明できるだろうかと考える「論理構築」と、そのストーリーを他者に正確に説明する「プレゼンテーション」を行っています。

 

このような思考回路は、記事作成における、ネタに対してどのような内容を肉付けしたら良い記事になるだろうか、どのようなレイアウトなら見やすいだろうか、といった課題に対して、そのまま転用できていると感じています。

 

ブログ運営で多くの試行錯誤をする:仮説検証を繰り返す忍耐力が応用できる

ブログの運営には様々な試行錯誤が必要であり、失敗の連続であると身を持って感じています

 

例えば、良い記事を書くためには、とにかく記事を書いてみて定期的に振り返って記事を見直し、リライトすることが重要だと思います。

 

記事だけでなく、ブログデザインや広告設定など、一筋縄ではうまくいかない多くの課題があると思います。中には、明確な解決策が誰にもわからないようなものもあるかと思います。

 

それに立ち向かうためには、失敗しつづけてもめげずに、試行錯誤し続けられる姿勢が必要であると感じます。

 

研究者は、課題に対して仮説を立てて実験的な検証を繰り返します。しかし、基本的に仮説に合致する結果が得られることはほぼほぼありません

 

自分の研究人生を振り返っても、失敗の記憶しかないくらいです。

 

つまり、研究者は「失敗するのが当たり前」精神の持ち主ですので、ブログ運営で多少うまくいかないことがあってもへっちゃら、といった思考で続けられる強みがあると思います。

 

 

 

以上、研究者がブロガーに向いていると感じた理由の紹介でした。

 

個人的には、研究者の人は絶対に適性があるから、皆一度でいいからブログをやってみてほしいとすら思っています。

 

逆転の発想で、ブロガーとして成功している人たちは、実は研究者に向いているのではないか?と思うこともあります。

 

研究者 ⇒ ブロガーも比較的珍しい人種には思いますが、ブロガー ⇒ 研究者なんて人がもし現れたら、ものすごく興味があるので一緒に仕事してみたいですね笑

 

それでは!

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