こんばんは、モルモル(@morumorublog)です。
テレワークの頻度が減り、出社する機会が大幅に増え、まだまだ不自由があるものの元の日常に戻りつつあります。
なかには、2ヶ月ぶりくらいに会うような職場の人もいて、「太った?」とか「髪切りました?」とか外見のことがよく話題になります。
実際、世間では「コロナ太り」という言葉が登場しています。
テレワークにより通勤がなくなったり、外出しないことで運動不足が加速し、太ってしまうことを指すようです。
(参照:30代女性の8割が外出自粛で体重が増えた!?「コロナ太り」「コロナ痩せ」の実態(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース)
私も約2ヶ月ほど、ほとんど家から出ない生活が続くことがわかっていましたので、コロナ太りを避けるために、色々と注意をしてきました。
その結果、コロナ太りを防げたどころか、2ヶ月で7kgも体重が落ち、「コロナ痩せ」を達成してしまいました。
これまでの人生で、ここまで急激に痩せたのは初めてで、ちょっと心配になるレベルなのですが、体が明らかに引き締まり、夏に向けてちょうどよかったと思っています。
本記事では、コロナ痩せに至るまでに私が実践したことを紹介します。
食事制限
まず最初に注意したのは、食事の内容です。
家から出ない時点で、運動量は確実に減ってしまうので、摂取するエネルギーもその分減らさなければ太ってしまうと考えたからです。
炭水化物・脂質を減らし、タンパク質を増やす
まず、脂肪がついたり、太る原因になりやすい炭水化物、脂質の量を減らしました。
炭水化物に関しては、普段は朝、昼、夜全て白米を食べていましたが、朝だけに切り替えました。
昼と夜は白米の代わりに、絹ごし豆腐に切り替えました。
白米とは全然違う食感・味ですが、食べごたえはあり、今となっては全く違和感がなくなりました。
脂質に関しては、揚げ物を食べることをやめました。
それ以外は特に注意していませんが、明らかに脂質を多く含む食品(スイーツやファストフード)は避けるようにしていました。
一方で、タンパク質に関しては、全ての食事で増やすことを意識しました。
朝は、魚介類のタラをレンジでチンしたものを食べていました。
タラは高タンパク、低脂質、低カロリーとダイエットには最適な食材のようで、毎日食べていました。
(参照:タラ - カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism)
昼と夜は、鳥ササミをレンジでチンしたものをメインに食べていました。
ササミは高タンパクで有名な食材ですし、肉感がありとてもおいしいので全く飽きずに食べ続けられました。
これらに加えて、1日3食全てにおいて、カット野菜を一袋ずつレンチでチンして、青じそドレッシングをかけたものも食べていました。
(フライパンが面倒なので、基本レンジしか使いたくありません)
このように、太る原因になりやすい炭水化物・脂質を減らしつつ、満足感を得られるような食材をチョイスすることで、無理なく継続して食事制限することができました。
週に1食は好きなものを食べる
上記の食事制限も今となっては慣れてしまったものの、最初のころはどこか物足りない感覚が抜けませんでした。
そこで、「週に1食だけは自分がその時に食べたい好きなものを食べる」というルールを設けました。
私の場合、土日のどちらかの昼食をそれに当てていましたが、テイクアウトした牛丼やら、自炊して作ったカレーやら栄養成分は一切考えず、好きに食べていました。
そのときの幸福感は凄まじいもので、あらゆる脳内麻薬が分泌されているんじゃないかとすら思います。
ボディビルダーなどのアスリートの減量方法に1つに、「チートデイ」という似たような考え方もあるようです。
減量を進めると、体が飢餓状態と判断して恒常性(ホメオスタシス)を保とうとして、体重が減らなくなってしまう現象があるようです。
これを脱するために、好きなものを好きなだけ食べ、飢餓状態ではないと体を騙す日(=チートデイ)を定期的に設けることのようです。
(参照:こんなに食べても大丈夫!? 「チートデイ」がもたらす意外なダイエット効果とは | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル])
私の場合はただのストレス発散ですが、こういった甘やかしデーは何事も必要なのかもしれませんね。
筋トレ+有酸素運動
今思うと食事制限だけでも十分だったように思いますが、コロナ太りを恐れるがあまり、筋トレと有酸素運動も取り入れていました。
筋トレは、随分前に買って使っていなかったダンベルを使って、主に上半身を鍛えていました。
左右それぞれ6kgのおもりをつけて、スクワットしながら両手のダンベルを天井に持ち上げるような動作を、腕が上がらなくなるまでやる⇒休憩のセットを30分ほど毎日続けていました。
有酸素運動は、以下の動画をYoutubeで見ながら取り組んでいました。
(簡単そうに見えますが、全部やると死ぬほどきついです。前半は特に、休憩が軽いランニングなので、休憩になっていない気がする)
また、脂肪燃焼のためには、「筋トレ⇒有酸素運動」の順番が良いそうで、上記の運動を毎日1時間くらいかけて取り組んでいました。
(参照:筋トレと有酸素運動はどっちが先?組み合わせ方は? | POWER PRODUCTION MAGAZINE(パワープロダクションマガジン))
鏡で自分の体を見て小さな変化に満足する
上記の取り組みを続けていると、少しずつ自分の体に変化が出てきていることに気づきます。
最初は、太るの避けることが目的でしたが、ちょっとお腹が凹んだ?とか、なんとなく顔がスッキリした気がする?といった小さな変化を目の当たりにすると、なんだか満足感が湧いてきて、もう少し絞ってみたい!と思えるようになりました。
その後からは、毎日自分の体を見るのが楽しくなり、食事制限も運動もただ辛いだけの作業ではなく、その先の成功報酬(体の変化)をイメージしながら、無理なく続けることができました。
何かを達成するうえでは、節目節目に達成感を感じることはとても重要なことなので、小さな変化であっても見逃さず、自己肯定してあげることは大切に思います。
まとめ 質素でストイックな生活でも幸福感は味わえる
以上、自粛期間でコロナ痩せを果たすまでに取り組んだことを紹介しました。
文字にしてみると、そりゃ痩せるに決まってるだろ!という感じですが、期待以上の太り抑制効果に自分でも驚いています。
このことを会社の人に話すとかなり驚かれ、なぜそこまでストイックに制限できるのか?と問われることもあります。
たしかに人によってはストイックに見えるのかもしれませんが、ただ苦しいだけではなく、「旨味」もあるから継続できているのだと思います。
例えば食事制限であれば、普段は食べたいものを好きに食べており、それはそれで幸せです。
一方、食事制限中は特にお腹が減って辛い時期もあります。
ただ、その空腹感のなかで食べる質素な食事は、本当に美味しく感じますし、普段以上に幸福感が味わえている気すらします。
空腹の質が違うというか、食事制限中は体が本能的にエネルギーを欲しているような気がしており、その分、口にする食べ物も一層美味しく感じているように思います。
このように、生活の質は下がったとしても、その中で幸福を感じることは十分でき、幸せは絶対値ではなく、相対値なのだなと痛感しています。
今現在もこの生活を続けており、コロナ痩せが止まりませんが、あまり痩せすぎると会社の健康診断でいらぬ心配をされそうで怖いので、ほどほどにするつもりです。
外出自粛で太ってしまい痩せたい方は、ほんの少しでも工夫や努力をこらしてみてはいかがでしょうか?
それでは!