新米研究者の日常ブログ

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仕事において相手への気遣いができる人の3つの特徴

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こんばんは、モルモル(@morumorublog)です!

 

私の職場は比較的こじんまりとした研究所です。

 

職員数もそこまで多くはないですが、それぞれ個性があり、いろんな人がいます。 

 

そのなかでも最近、この人は本当に気遣いがよくできるなーと感じる人がいます。

 

その人物を私は素直に尊敬しているのと同時に、自分もそういう人間になりたいという感情が芽生えたので、「仕事における相手への気遣い」について考えてみました。

 

 

仕事において相手への気遣いができる人の特徴

私の職場にいる相手に気遣いができる人は、周囲の人に喜ばれていることが多いです。

 

つまりその人物は、結果として相手に喜ばれる何かをしているのだと思います。

 

もちろん私はその人物の全ては知りませんが、観察できる範囲もあるので、その人物の特徴を考えてみました。

 

相手が欲していることを先回りして対応している

気遣いのできる人は、相手が望んでいることをいち早く察知して、素早く対応する能力があると思います。

 

例えば、以下のようなシチュエーションを見たことがあります。

注:気遣いができる人を参加者Xと表現しています。

 

ある課題を解決するために会議を開こうとしているとき。

会議の主催者は、効率的に議論を進めるために資料を作成しなければならない。

 

しかし、主催者は別の急務に追われており、誰の目から見ても忙しく、とてもそれどころではなく困っていた。

 

その時、予定された会議の参加者Xがそれを察知し、会議資料のアウトフレームを簡単に作成し、主催者に提示した。

 

アウトフレームが作成されたことで資料作成の手間が大幅に省略され、主催者はとても喜び、参加者Xに感謝した。

 

参加者Xは、相手が求めることを、なにかしらのアンテナでキャッチし、すぐさま行動して手助けするという特徴をもっていたからこそ起こった出来事だと思います。

 

相手が欲していること+αを与えている

1つ目の特徴に付随した特徴です。

上のシチュエーションには続きがあり、まさに相手が求めていること+αであると感じた出来事でした。

 

実はその会議で議論する課題には、これまで得られた知見やデータを総合して、より俯瞰的な視点で考察しなければいけない事項が含まれていた。

 

つまり、膨大なデータをひと目で確認できるようなサマリー的な資料も必要であった。

 

参加者Xは、会議資料のアウトフレームだけでなく、このサマリー資料が必要であることをも察知し、それを完成させてしまった。

 

会議の主催者が喜ぶのはもちろん、他の参加者もあまりの配慮の良さに驚いた。

 

参加者Xは、相手が欲していることを提供するだけでも素晴らしいですが、さらにその先のニーズまで察知したうえで、形にして提供するという+αの特徴を持っていたということだと思います。

 

 

誰かがやらなければいけないことをさりげなく率先する

2つの特徴を説明するうえでエピソードを紹介しましたが、さらに続きがあります。

 

参加者Xの気遣いのおかげで、準備万端で始まった会議。

会議資料のおかげで議論も進み、一定の結論を得ることもできたので、会議も終盤。

 

一方で、さらなる議論が必要な部分もあったため、追加の会議を設定することに。

会議を開くためには、誰かが会議の日程調整や会議室の予約を行わなければならない。

 

そのとき参加者Xがすかさず、かつ自然に口を開いた。

「私がやっておきます。後で日程調整のメールを出すのでご確認ください」

 

会議の日程調整などのいわゆる雑務は、誰もあまりやりたがらない一方で、誰かがやらなければいけません。

 

そのようなタスクにも、スピーディーかつ自然に対応できてしまうことも、特定の誰かというよりも集団全体に対して気遣いができるといえると思います。

 

まとめ 相手のニーズを先読みすることが重要

私の職場にいる人を事例に、気遣いができる人の特徴を紹介してみました。

 

いずれの特徴にも共通しているのは、相手や場のニーズを先読みしたうえで行動していることだと思います。

 

相手が求めていることを知るためには、その人に与えられている課題を把握する必要がありますし、そのうえで「この人ならおそらくこういう思考で、こういうことを求めるだろう」といったように、相手の思考回路を理解している必要もあると思います。

 

そう考えると、ものすごく平たく言うと、観察眼が優れていることが気遣いにおいては重要といったところでしょうか。

 

皆さんの周りには気遣いが上手な人はいますか?どんな特徴を持っていますか?

 

それでは!

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