新米研究者の日常ブログ

新米研究者の雑記ブログ。某メーカーで研究者として勤務して早3年。研究者として経験したことをベースに、仕事や生活に役立つ知識・グッズの紹介、科学の雑学、日々感じることをひたすらに発信します!

やる気がないときは、まずは思考停止で手を動かすべき

f:id:Yuuki0455:20200503072512p:plain

こんにちは、モルモル(@morumorublog)です!

 

日々生活をしていると、仕事や学業、家事など取り組まなければいけないことがたくさんあります。

 

そのなかで、やる気がでないときがどうしても訪れてしまうものです

 

やる気がないままでいるのはあまり良いいことではないので、どうにかしてやる気が発起させる必要があります。

 

皆さんはどのように、自分のやる気を奮い立たせているでしょうか。

 

今回は、やる気がでないとき、やる気が合ってもなかなか行動できない時の自分の操り方に関する本を紹介します。

 
 
※この記事は、「やる気はあるのに動けない」そんな自分を操るコツを読んで、私の感じた内容をベースにしています。この本には行動力を高めるための様々な工夫が紹介されているので、詳細を知りたい方はぜひご購入ください。
 

やる気が出ないときはまず手を動かせ

やる気が出ないとき、「やる気を出そう」とするのは効果的でない

普段起こりうる、「やる気がでないとき」はどういったシチュエーションでしょうか。

 

・なんだか億劫で体を動かすのが面倒だ

・処理しなければいけないことが多すぎて、気が滅入ってしまう

・やる気を出さなきゃいけないのはわかっているのに、やる気がでない

 

大抵は、取り組まなければならない課題があるのにも関わらず、やる気がでないがために行動に移せないといったパターンかと思います。

 

このとき、みなさんはどのように課題に立ち向かうでしょうか。

 

以前の私の場合は、まず第一に「やる気を出すこと」に注力していました。

 

・やる気を出すために、やる気出せ自分!と言い聞かせる

・やる気を出すために、一旦休憩を挟む                     etc...

 

この方法をとった直後は、やる気も出て課題に取り組むことができます。

 

しかし私の場合、このやる気がなかなか維持されず、またやる気がでない状態に逆戻りしてしまうことがとても多かったのです。

 

これは仕事やプライベートなどにおいて、誰もが一度は経験していることに思います。

 

つまり、やる気というものは基本的に持続性のないものであり、「やる気そのものに着目した」工夫を講じた場合でも、長期的なやるきの持続はなかなか実現できない、ということだと私は考えます。

 

とりあえず行動してみれば、やる気は自然とついてくる

やる気がでないとき、やる気そのものを出させようとする工夫はあまり効果的ではないということを上述しました。

 

では、やる気を出すためには一体どうすればよいのでしょうか。

 

私が特に有用と感じた方法は、やる気そのものに着目せず、行動してしまうことです。

具体的には以下のようなイメージです。

 

◆以前の私

ある課題を任される。これをこなすためには、情報収集、外部調整などタスクが色々。

ああ、やること多すぎて気が滅入ってやる気が出ない..

やる気出さなきゃ何も始まらないし、やる気を出すために一旦コーヒー休憩しよう。

 

~休憩後~

 

よし、休憩したしやる気も出た!課題に取り組むぞ!

 

~しばらくすると~

 

やっぱりこの課題大変だ...まだまだやることあるのにやる気なくなってきた..

でもなんとかこなさなきゃ、やる気出せ自分!頑張れ自分!

(以下ループ)

 

【解説】やる気を出すための工夫(休憩)を取り入れた直後は課題に取り組める一方、持続せずすぐにやる気が滅入ってしまった。

 

◆現在の私

ある課題を任される。これをこなすためには、情報収集、外部調整などタスクが色々。

ああ、やること多すぎて気が滅入ってやる気が出ない..

でもやる気なんて常にあるわけでもないし、とりあえず簡単なタスクから片付けよう。

 

~しばらくすると~

 

簡単なタスクは終わった、なんだかテキパキこなせたし調子上がってきたぞ。

でもここから本題、難しい課題でやっぱりちょっと気が滅入るなあ...

でもあとに回して嫌なものは嫌だし、とりあえず課題に向き合ってみよう。

 

~しばらくすると~

 

課題解決に必要なタスクは大体整理できた。あとは一つ一つこなしていくのみだ。

あれ、なんか気づいたらやる気も調子も上がってるし、仕事も進んでるじゃん。

 

【解説】やる気を出そうとはそもそも考えず、とりあえず行動した。その結果、いつのまにかやる気が出ていることに気づき、しかも行動の成果も得られていた。

 

やる気と行動の関係性について、具体的なエピソードを紹介しました。

 

以前の私は行動するためには、まずやる気をださなければいけないという固定観念がありました。

 

その考えでも一時的には効果はある一方で、やる気の持続性が保てず総合的にパフォーマンスがあまり良くなかったのです。

 

それに対して現在の私は、行動ファーストの考えを取り入れています。そもそもやる気なんてものは持続するものではないと割り切って、ある意味、思考停止で行動してしまうことを意識しています(もちろん真に思考停止してしまってはだめですが)。

 

その結果、行動をしているうちに小さな成果が得られ、その細かな過程をこなしているうちにいつのまにかやる気がでて、さらにその先の行動につながるということに気づきました。 

f:id:Yuuki0455:20200229112026j:plain

 

まとめ 「行動」の先に「やる気」がある

今回は、やる気がでないときの考え方、工夫に関する書籍の紹介と、それを読んだ上での私の価値観の変化を紹介しました。

 

やる気やモチベーションというワードは、人間行動の全てにおいて登場する重要な要因だと思います。

 

だからこそ、上手くやる気を制御して、行動につなげていく工夫が必要だと思います。

 

そのうえで、やる気に着目するのではなく、とりあえず行動してみるという選択肢は、私にとっては効果絶大の工夫でしたので、今回紹介させていただきました。

 

皆さんはやる気が出ないときどんな工夫をされているでしょうか?

それでは!

にほんブログ村 経営ブログ 仕事術へ