新米研究者の日常ブログ

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テレワークの不満を吐き散らしつつ、改善策を考える

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こんにちは、モルモル(@morumorublog)です。

 

職場でテレワークが導入されてから早1ヶ月。

 

自宅で働くこと自体はようやく慣れてきました。

 

一方、テレワークを実際に体験してみて、新たな不満が募るばかりで、爆発しそうになることがあるので、文字に起こして冷静になりつつ、改善策を考えたいと思います。

 

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仕事量に明らかな格差が生じている

テレワークの場合、自宅でできる仕事にはある程度制限がでてしまいます。

 

研究職という職業は、研究所で手を動かして実験する業務に加えて、机上調査や、外部組織とメールベースでやり取りをするようなデスクワークもあるので、テレワークでも対応できる仕事はあります。

 

しかし、同じ部署の中でも、実験業務の割合が多い人、デスクワークの割合が多い人といったように業務内容に偏りがあります。

 

前者の場合、当然自宅では実験することはできないので、テレワークで対応できる仕事は少なく、正直なところ暇になっている人もいるようです。

 

一方で、後者の場合は、テレワークになっても仕事量に変化はなく、むしろコミュニケーションの制限により効率が落ちてしまい、忙しくなってしまっている状況のようです。

 

(残念なことに)私はたまたま、実験もデスクワークも他の人よりも多く受け持っていたので、緊急性の高い実験のために時々出社しつつ、家ではデスクワークをこなす状況です。

 

さらに、私が時々出社してしまっているがために、他のテレワーク中の人から "ついでにあれもやっておいてくれ" といった頼まれごとも一挙に引き受けてしまっている状況でもあります。

 

テレワーク導入以来、業務計画と実績を上司に報告していますが、上司にこっそり聞いてみたところ、人によって仕事量に明らかな偏りがでているのは事実のようでした。

 

テレワークでやることのない人が、本当に必要なのかもわからない課題を無理やり作り、他の人を巻き込んでいるような節すらあるようでした。

 

仕事をたくさん任されるのは嬉しいことではあるのですが、明らかに仕事量に差があるのがわかってしまうと、さすがに不満が募ります。

 

テレワークは仕事している姿が見えないこともあり、個々人の業務内容・姿勢の把握が難しいと思います。

 

さらにコミュニケーションもスムーズでないことから、相手の心情などの実体的部分が読み取れず、認識のギャップも生じやすいです。

 

だからこそ、無理なものは無理、大丈夫なものは大丈夫、と今まで以上に個々人がしっかり意思表示することが重要に思います。

 

仕事量過多になってしまっている私の状況ですが、まずは上司と口裏合わせた後、仕事の分散ができないか試みたいと考えています。

 

 

暇な人から不必要な連絡が頻繁に来る

上述の通り、テレワークで対応できる業務がなく、暇になっている人は少なからずいるようです。

 

そのような人の一部には、"そんなこと今わざわざ連絡する必要あるのか?"といった連絡を頻繁にしてくる人もいます(仮にAさんとします)。

 

内容は様々ですが、例えば、仕事に関係あるようで実は全く関係のない話題。

 

あの業務の進捗はどうか?

他部署の担当者は誰だったか?

あの担当者は××なところは良いけれど、●●なところはダメだからなんとかして欲しい

そういえばあそこの上司は~~

 

前半部分はまだわかるのですが、後半部分は仕事には関係なくただの雑談です。

 

たまになら雑談も全然ありですが、こういった連絡が頻繁に来てしまうと正直うんざりです(1日に数回くることもある)。

 

私が忙しい状況もあり、いちいち相手にしていられないのと、そんな連絡する暇あるなら仕事手伝って!と思ってしまうことも不満の要因と思います。

 

上司いわく、Aさんはテレワークで受け持っている仕事量は少ないようで、おそらく仕事している感を少しでもだすために、私に連絡しているのではないかと想像します。

 

これを改善するためには、上述と同じで私の仕事量を分散することが一案と思っています。

 

加えて、Aさんでも対応できそうな仕事(課題)を考えて、これやってみたらどうですか?と提案できれば、仕事に集中できる状況になるかもなと考えています。

(本来これは上司の仕事であり、Aさん本人も自分で考えて欲しいところなのですが)

 

このような状況を体験してみて、社会人の本領は、意味のある課題を自分で作り出すことではないかと痛感します。

 

上から与えられたことを着々とこなすのも大事なことですが、新しい価値を生み出すためには、自分で問題提起して行動することが必要に思います。

 

テレワークで仕事が暇になっている人が世の中にどれだけいるのかわかりませんが、そのような状況だからこそ、今まで目をつぶってきたり、見逃していた課題に腰を据えて取り組める良い機会なのではないでしょうか。

 

 

勤務時間と報酬の関係性

テレワークの在り方として、仕事と日常生活をうまく組み合わせて、両方を効率的にこなすことが重要だと思います。

 

そのため、働き方は様々で、家事や育児をしつつ仕事をする人もいれば、出社時と変わらず基本的に常に仕事をする人もいるかと思います。

 

そのうえで、勤務時間と報酬の考え方がいまいち腑に落ちていないです。

 

定時が決まっている会社の場合、定時を過ぎた業務は残業扱いとなり残業代が出ます。

 

それに対して、テレワークの場合、勤務時間の正確な把握が難しい等の理由から、みなし残業のような考え方で、残業代が支払われないケースもあるようです。

 

私の場合、テレワークであっても出社時と実質的な勤務時間に差はなく、ほぼ常にデスクワークしており、なおかつ定時を過ぎても仕事していることが多いですが、残業扱いには今のところなっていません。

 

一方、例えば、休憩時間を長めにとっている人や、家事・育児など並行しながら仕事をしている人は、実質的な勤務時間は短いにも関わらず、報酬は私と同じです。

 

多様な働き方があること自体には全く不満はなく、むしろ日本もそうなっていくべきだと思いますが、今の報酬制度は、少し不平等に感じます。

 

問題は、上述してきた通り、そもそも仕事量に差がでてしまっていることに加えて、現在の報酬制度が「勤務時間依存的」であることだと感じます。

 

規定勤務日数に達しないことがあれば欠勤扱いとなり報酬が減り、規定時間を超えて仕事をすれば残業扱いとなり残業代がもらえます。

 

テレワークの場合、実質的な勤務時間を管理するのは難しく、これまでの考え方では報酬とギャップがでてしまうこともあるかと思います。

 

ですので、報酬の軸を「勤務時間」ではなく、「課題量と実績」にすれば不平等感は多少改善されるのではないかと思います。

これがいわゆる成果主義というやつなんでしょうかね。

 

働き方次第で、その人が仕事に当てられる時間は変動するので、その人ができる範囲の仕事をどれだけこなしたかを評価軸とすれば、報酬とのギャップは改善されるものと思います。

 

このような制度づくりはハードルは高く、今すぐにというわけには行かないですが、時間で仕事に縛られるような考え方は、もう古いのではないかと身を持って感じてしまいます。

 

 

 

以上、テレワークに対する最近の不満でした。

 

文字にしてだいぶスッキリしましたが、まだまだ課題は多く、適応したり、改善を試みなければいけないことが多いです。

 

気が滅入ってしまわなように、普段やらないことにも手を出して適度に息抜きしたいものですね..!

 

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それでは!

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