新米研究者の日常ブログ

新米研究者の雑記ブログ。某メーカーで研究者として勤務して早3年。研究者として経験したことをベースに、仕事や生活に役立つ知識・グッズの紹介、科学の雑学、日々感じることをひたすらに発信します!

習慣づけることはなぜ難しいのか?

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こんばんは!

 

最近、自分の継続力のなさに嫌気がさしてきたので、「習慣づけることはなぜ難しいのか」について考えてみました。

 

これを考えるうえで、私自身が「継続できたこと」「継続できなかったこと」を整理し、その対比を起点して振りかえりました。

 

私がこれまで継続できたもの、継続できなかったものを、5つ挙げてみました(図1)。

 

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図1. 継続できたこと、できなかったこと

書き出してみると、意外と継続できているものもあるなと思いましたが、致命的に継続できていないものもあります(部屋の片付けとか。。)

 

次に、それぞれについて、なぜ継続できたのか、なぜ継続できなかったのか、その理由を列記してみました(図2)。

 

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図2. 継続できた理由、できなかった理由

列記した理由を眺めていて、大まかに3つのカテゴリーにわけられそうだったので、色分けしてみました(図3)。

 

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図3. 理由を3つにカテゴリー分け

 3つの色分けの内訳は以下の通りです。

 

赤:その事柄の必要性、必須性

青:その事柄の好き嫌い、意思の強さ

緑:その事柄の強制力、仕組みの有無

 

もう一度、図3をみると、継続できたこと、できなかったそれぞれで共通するのは、のカテゴリーであることが判ります。

これが意味するところは、赤カテゴリーで言えば、必須だったらやる、必須じゃないならやらない。青カテゴリーでいえば、好きだったらやる、嫌いだったらやらない、ということだと思います。とてもシンプルですし、当たり前のことだと思います。

 

この2つのカテゴリーに関しては、変えるのが非常に難しいものだと思います。物事の必要性を変えるためには、自分の置かれた環境を変えるレベルの変化が必要と思います。好き嫌いの感情を変えるにしても、そもそも感情を変えるのは難しいですし、一度嫌いになったものを好きになることってほぼほぼ起きないように思います。

 

物事を継続できる、できないの根幹原因は、「必要性」「好き嫌い」の2つのカテゴリーであり、継続するための努力をこの2つの要因に注いでいるうちは、いつまで経っても挫折し続けるのではないかと私は思います。現に私も、嫌いなものに対して、無理してつづけてみようとしたり、気合でなんとかしようとしてみたものもありましたが、ことごとく挫折しています。

 

一方で、継続できたことにのみ色付けされた緑のカテゴリーの存在に気づきました。これは、継続するうえで、そもそもその枠組(継続するための仕組み)があった、という理由です。

例えば英語の勉強に関しては、毎日の車通勤中、耳が暇であったので、ラジオ英会話や洋楽を聞くクセがそもそもありました。通勤は毎日しなければいけないので、どうあがいても英語を毎日聞く仕組みがあります。

貯金に関しても同様です。私の場合は、月9万円は給料振込み時に貯金用口座に自動で振り込まれるように設定しています。9万円を差し引いた手取り額がメイン口座に振り込まれ、これを基本に生活費をやりくりしています。つまり「収入 - 貯金=支出」のイメージで、どうあがいても貯金が勝手になされる仕組みがあるという状態です。

このように継続できる事柄には、そもそも継続できる仕組みが存在する、という共通点があるように思えてきました。

 

そして重要な点は、この仕組みづくりを一度完了してしまえば、強制的に継続できてしまうというその威力だと思います。

前述の通り、物事の必須性や、好き嫌いを変えるのは本当に難しいです。ということであれば、どうあがいても実行せざるを得ない状況を最初に作ってしまえばよいということです。

私が継続できなかったことに対しても、「仕組みづくり」というアプローチで再挑戦すれば習慣化できるのかもしれません。海に行く予定でもたてれば、筋トレせざるを得なくなりますかね笑

 

以上、日頃ふと思ったことから少し深堀りして考えてみました。

皆さんはどのような工夫で習慣化をしているでしょうか。

 

それでは!

 

morumoru