新米研究者の日常ブログ

新米研究者の雑記ブログ。某メーカーで研究者として勤務して早3年。研究者として経験したことをベースに、仕事や生活に役立つ知識・グッズの紹介、科学の雑学、日々感じることをひたすらに発信します!

作業効率を上げるためには「すぐできる仕事は速攻で片付ける」

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こんばんは!

 

最近、自分の仕事の取り組み方について、思うことがあったので記事にしてみます。

  

私は今、メーカーの研究職として働いています。入社3年目のまだまだひよっこです。
とはいっても、最近は直属の後輩ができたり、任される仕事量が明らかに増えてきたりしています。

仕事が増えても、私の体が分身することはないので、限られた時間の中で効率的に仕事をこなす必要がでてきます

入社して短い期間ではあるものの、節目ごとに仕事への取り組み方に変化がでてきているなと感じたので、整理も含めて記事にしようと思った次第です。

 

【この記事の目次】

 

「すぐできる仕事を後回しにする」が通用した入社1年目

入社1年目を過ぎたくらい、仕事の全体像もある程度はつかみ、やったことのある仕事はほぼ問題なくこなせるようになっていました。そんなあるとき、仕事量が急に増え、全ての仕事を処理しきるのに時間がかかりすぎてしまっていた時期がありました。

定時に帰れることはほぼなく、毎日2, 3時間くらいは残業していたと思います。

拘束時間が長いことは特に苦ではなかったのですが、もう少し効率的にやればもっとたくさんの仕事を経験できると思いつつ、なかなか上手にこなせない状況でした。

そこで、「どうすれば効率的に仕事をこなせるのか」、上司に相談しました。

その時の上司のアドバイスは、「すぐ処理できる仕事は後回しにして、時間のかかると思われる仕事こそ先にやれ」という内容でした。

たしかに時間がかかるタスクは後回しにすればするほど、スケジュールがタイトになってしまうので、なるべく早くとりかかり、タスクの全体像を把握しておき、準備をこつこつ勧めておく、といったやり方は理にかなっていると思ったので、言われた通りに実践していました。

実践の結果、しばらくは順調に仕事を進めることができました。

リソースのかかる仕事は最優先事項として、期日までに必要なことのリストアップ、スケジュール作成、実行という一連のフローを最初に作りました。その合間に、優先順位が低い他の仕事をこなしていく、というイメージです。

たしかにこのやり方で、期日直前に追われるようなことはほぼなくなったため、さすが上司!と思ったのを覚えています。

ところが、入社2年目のあるとき、同じような考えではこなせない仕事に出会ってしまいました

 

「すぐできる仕事を後回しにする」が全てではないと気づいた入社2年目

任される仕事量が増えてきた入社2年目後半のあるとき、これまで全く経験のない内容かつ難解な仕事にアサインされました。このとき私はいつもの如く、この難解な仕事を最優先に取り組み、他の仕事は後回しにしていました

しかし、この仕事はこれまでのものと異なり、ノウハウがない全くない分野であり、なおかつ0から1を生むような仕事であったため、前提知識の吸収と相当な仮説検証が必要な重い仕事でした。

結果として、その重い仕事にあまりにも注力しすぎてしまい、他の簡単な仕事にも支障がでてしまう失態をしてしまいました。

 

その時の思考回路としては、

「時間かかりそうな仕事だし、最優先で早く取り組まなきゃいけない」

⇒「ノウハウがないから相当な時間が必要だ」

⇒(あれ、これもしかして他の業務に支障でるかもしれないレベル..?)

⇒「それでも優先度高いからもっと注力しなきゃ」

負のループにハマった感じでした。

 

今思うと、当時の自分のキャパシティを超えた仕事でもあったとも思うので、それを上司に相談しなかった自分の落ち度もあったと思います。

一方で、直面する仕事の性質によって、仕事の取り組み方を変えていく必要があるのではないか、と気付かされた瞬間でもありました。

 

「すぐできる仕事は速攻で片付ける」入社3年目

これまでの反省点として、入社1年目まで「すぐ処理できる仕事は後回しにして、時間のかかると思われる仕事こそ先にやれ」理論で上手くいっていたのは、ノウハウがある程度わかっている、慣れた仕事しかしていなかったからであったと思います。

入社2年目での経験のように、全く経験のない新しい仕事の場合、この理論を意識しすぎてしまうと、他の仕事に手がつかなくなるくらい注力しすぎてしまうというデメリットが潜んでいることに気づきました。

このような経験から、今の私の仕事の取り組み方としては、「すぐにできる仕事は速攻で片付ける」を主軸としています。これは、時間のかかる仕事を後回しにするという意味ではなく、その時点で片付けられる仕事は、今その瞬間に片付けてしまって、他の優先度の高い仕事に当てるリソースをなるべく多く確保する、というイメージです。

単純にこなす順番が変わっただけのようにも思いますが、細かい雑務は全部こなしてしまって、難解な仕事には本腰いれて注力するといったスタンスをとれるので、結果的に効率が良くなる気がしており、最もしっくりきています。

 

まだまだひよっこ社会人なので、これからどんどん仕事に対するスタンスは変わっていくと思います。

皆さんは仕事量が多い時、どのような工夫で乗り越えているでしょうか?

それでは!

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