新米研究者の日常ブログ

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新たな人間関係を構築する時に行うべき5つのこと

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こんばんは、モルモル(@morumorublog)です。

 

生きているうえでは、人との関わりは避けて通れません。

 

そしてその人間関係は都度変化していくものと思います。

 

進学、人事異動、転職、引っ越しなど、そのタイミングは様々あると思います。

 

一度構築した人間関係から、新しい関係を再構築するのは大変なものですし、ストレスを伴うものです。

 

私は社会人3年目のペーペーですが、 人事異動に伴い上司がこれまでに3度変わりました。ほぼ年1で上司が変わっているペースです。

 

その度に、新しい人間関係を構築してきましたが、さすがに3度目ともなると、どうすれば新しい人間関係を上手く築けるのか、なんとなくわかってきました。

 

そこで今回は、私の思う、新たな人間関係を構築する時に気をつけるべき5つのことを紹介したいと思います。

 

 

相手の考え方、ルールを理解する

人は各々生き様があり、それを元に形成された考え方やルールに従って生きています。

 

新しい人間とコミュニケーションを取るうえでは、まずはその人間がどのような考え方を持った人なのか、どういった線引きで物事を判断するのか知る必要があります。

 

例えば、以下のようなパターンがあります。

 

【課題】労力はかかるが改善すれば良い影響が期待できるタスクがある。ただし、仮に改善しなくても支障はなくマスト事項ではない。

 

Aさん:改善したときのリターンを求めて、多少の労力は許容してタスクに取り組む

      ⇒挑戦タイプ

Bさん:労力がかかることを懸念し、マスト事項でもないためこのタスクは切り捨てる

      ⇒保守タイプ

 

どちらのタイプが良いといったことは別の問題として、その人がどのような考えを主軸としているのかを把握しておくことが重要と思います。

 

考えの軸がわかっていれば、どのような反応が来るかある程度予想できますし、円滑なコミュニケーションが可能となると思います。

 

 

共通言語を習得する

相手と関係を構築するうえでは、相手と同等レベルのコミュニケーションを行える能力がこちら側に備わっている必要があると思います。

 

共通言語というと、語学的な意味合いに聞こえるかもしれませんが、さらに細かいレベルまで適用できると思います。

 

これは研究者として働いていて実際にあったシチュエーションです。

 

A分野の研究チームに異動してきたXさん。

 

しかし、Xさんの専門はB分野。A分野についてはほとんど知識がない。

 

コミュニケーションをとるにも、最低限の知識レベルが必要なので、XさんはA分野の基礎的な勉強、さらには研究チームで汎用的に用いられる言い回し・考え方を習得することに注力した。

 

研究には様々な分野があり、その分野ごとの知識や独特な考え方があります。

 

その分野の人と良好な関係を構築するには、同じ知識レベルを持ち、考え方を理解しておく必要があります。

 

これは研究の世界だけではなく、あらゆる場合でも同じことが言えると思います。

 

つまりは、相手の得意とする部分、バッググラウンドを理解して、コミュニケーションを取れるレベルの最低限の知識は抑えておく必要があるということです。

 

相手の口調・決まり文句を少し真似る

これは私が実践したことのなかでも実は最も威力が高いんじゃないかと思っています笑

 

人は皆、口癖であったり、独自の言い回しだったり、考え方だけではなく話し方にも個性があると思います。

 

私がもともと人に影響されやすいタイプだからかもしれませんが、初めての相手とコミュニケーションを取る時、こういったクセを観察して、いつまにか自分に少し移ってしまうことが多かったのです。

 

もちろん完全な真似をしたらただの変人ですので、語尾のちょっとしたクセを真似るとか、ジェスチャーを伴うクセだったらこちらも小さくジェスチャーを使うなど、そういった感じです。

 

これがクリティカルに影響しているのかは証明はできませんが、これを意識的に実践するようになってからは、新しく関わる人(私の場合、主には上司)と距離を縮める時間が短くなったように思うのです。

 

さりげなく相手の真似をすると親近感をもたれやすい、といったようなことがあるのでしょうか。経験がある方がもしいらっしゃったらご教示願いたいです。

 

 

相手の考え、ルールをなるべく崩さずに自分を主張する

ここまでは相手の考えや振る舞いを観察・理解し、それに寄り添うスタンスに関して紹介しました。

 

寄り添うのも大事ですが、寄り添ってばかりでは、良い人間関係は作れないと私は思います。

 

理由は、時間が経つと、「この人いつもこちらに合わせてくるけど、自分の考えはないのか?」といった不信感が湧いてくるからだと思います。

 

相手の考えや姿勢を理解したうえで、お互いの主張をぶつけあう関係になって初めて、良い人間関係が構築できたといえるのではないでしょうか。

 

新しい人間関係を構築する際は、まずは上述したような相手を観察して寄り添うことが重要だと思います。

 

一方で、寄り添いに傾倒しすぎてしまうと、初期の時点で不信感を抱かれてしまうリスクがあるので、適度に自分の考え・主張も織り交ぜることが重要と思います。

 

これまでの人間関係のパイプを活用する

人間関係を構築するうえでは、必ずしも1対1である必要性はないと思います。

 

新たに関係を構築する人物と、自分の間を取り持てるような人物がもし存在する場合は、その人を活用するに越したことはないと思います。

 

なぜなら、お互いを知る第三者を交えることで、お互いの考えの共有が円滑になりますし、本人に直接聞きづらいような事前情報を第三者から聞き出すことも場合によっては可能だからです。

 

第三者を活用する場合であっても、最終的に得たいものはやはり、相手の考え方や姿勢というところには変わりないと思いますが、自分で1から観察するよりは遥かに効率が良い手段だと思います。

 

 

 

以上、私の思う、新しい人間関係を築く際に行うべき5つのことでした。

 

民間企業に勤めていると、社外との関わりや人事異動など、人間関係の変化が生じる機会が本当に多いと感じます。

 

そのなかでも円滑に業務を進めるためには、初見の相手の考えをいかに早く理解し、距離を縮められるかが重要と思います。

 

皆さんは、人間関係を新しく作るとき、何を意識しているでしょうか?

それでは!

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