新米研究者の日常ブログ

新米研究者の雑記ブログ。某メーカーで研究者として勤務して早3年。研究者として経験したことをベースに、仕事や生活に役立つ知識・グッズの紹介、科学の雑学、日々感じることをひたすらに発信します!

「若手」から「中堅」に変わるために必要なこと

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こんばんは、モルモル(@morumorublog)です。

 

ブログ名の通り、私は「新米」社会人として働く日々を送っております。

 

一般的にも、まだまだ「若手」と呼ばれる年代です。

 

一方で、新人と呼べるほどの年代でもなく、「中堅」に差し掛かろうとしている年代でもあります。

 

最近は仕事にも慣れてはきましたが、いわゆる中堅社員レベルの働きができているわけではなく、果たしてこのままの状態で良いのだろうかと感じるタイミングがあります。

 

つまり、今と同じような仕事の取り組み方では、いつまで経っても「中堅」になることはできないのではないかと感じるのです。

 

そこで、「若手」の私が「中堅」にレベルアップ するためには何が必要なのかを考えましたので、決意表明?も込めて紹介します。

 

 

「若手」から「中堅」に変わるために必要なこと

まず、若手と中堅の違いを整理してみます。大まかには以下のような違いがあります。

 

【 若手 】

・将来的に活躍する人材になるためにとにかく経験を積む

・業務の基本的内容を理解するため、与えられた業務を着実にこなす

⇒基本的には受動的な姿勢で問題はなく、業務内容理解が最大目標。

【 中堅  】

・組織の中核として主体的に課題に取り組む

・豊富な経験を踏まえ、組織のあらゆる課題解決に貢献する

・目の前の課題だけでなく先見性を磨きリスク対策も行う

⇒組織・課題に対して能動的に関わる姿勢と俯瞰力が必要。

 

平たく言ってしまえば、中堅社員には「主体性」「物事を俯瞰する力」が必要ではないかと考えます。

 

この2点を踏まえ、若手から中堅に生まれ変わるために必要なことを以下に示します。

 

 

受け身の姿勢をやめる

上述の通り、若手と中堅の違いの一つには、主体性の有無があると思います。

 

もちろん若手だからといって100%受け身ということはないと思いますが、例えば以下のようなシチュエーションで主体性を発揮できると、中堅に一歩近づくのではないかと思います。

 

上司からある課題Xが、複数人数(若手1人、中堅1人)に課された。

 

【 若手のままの若手 】

中堅の指示を待ち、自分からは課題Xに取り組もうとはしない。ただし、中堅から指示された小課題xについては完璧にこなす。

 

【 中堅を見据えた若手 】

中堅と一緒になって課題Xの解決方法を考える(提案する)。役割分担から最終的な成果物イメージまで、解決までの全てのフローに自分から関わる。

 

「課題Xの解決」という観点で考えれば、どちらの若手の行動も全く問題はないです。

 

一方で、若手の経験値という観点で考えると、自分から主体的に課題に関わった後者の方が、得られるものは大きいのではないかと思います。

 

なぜなら、自分で関わった分、主体性を体得しますし、課題解決の全てのフローに関わることで俯瞰力も磨かれるからです。

 

前述の通り、この2つの能力は中堅にレベルアップするために必要であるため、受け身な姿勢をやめることは重要な事項だと考えます。

 

 

先輩はいないものとして考える

若手のうちは、基本的に中堅以上の先輩社員とタッグを組んで仕事する機会が多いと思います。

 

そのうえでは、「困ったときは先輩社員を頼ればいい」という根底意識が必ずどこかにあるのではないでしょうか。

 

もちろん、課題解決がマスト事項なので、どうしようもないときは先輩社員を頼らなければなりません。

 

一方で、自分1人でも解決できそうな課題に関しては、一度先輩はいないものとして、あたかも自分1人で取り組んでいるかのような心持ちで望むと良いのでは思います。

 

そうすれば自ずと、主体的に課題に取り組まざるを得なくなるので、主体性を磨く良い機会になるのではないかと考えます。

 

自分の担当以外の仕事にも目配せをする

ここまでは主体性に着目した内容をメインに紹介しましたが、ここからは俯瞰力に関する内容を紹介します。

 

組織で業務を遂行する場合、課題は必ずしも1つではなく、複数の課題が並行して進んでおり、それぞれに担当者が割り振られている場合が多いかと思います。

 

そのなかで、基本的には自分が担当している仕事を遂行していれば問題はないと思います。

 

一方で、「若手」と「中堅」の違いという観点で考えると、取り組みに少し違いがあるように思います。

 

中堅社員は見方を変えると、管理職の一歩手前の立場とも言えます。

 

管理職は、その組織の全ての業務に目を光らせ、文字通り管理することが責務です。

 

つまり中堅社員は、このような業務横断的な視点をもつことが必要と思います。

 

これを踏まえると、一般的な若手のように自分の担当業務だけを着実にこなすだけでなく、担当以外の業務にも目配せして場合によっては介入することも必要なのではないかと感じます。

 

中堅社員になれるポテンシャルを持つ人材は、おそらく経験もある程度豊富であるので、俯瞰的な視点により介入処理する力は持っているものと思います。

 

 

リスク想定の視点を磨く

課題に取り組むうえでは、課題解決の成功イメージがもちろん重要ですが、それに加えて失敗した場合のリスク想定も必要です。

 

研究の場合も同じで、仮説を検証するときは、仮説と同じ結果が得られるか、あるいは仮説に反する結果が得られるかといったようなリスク想定を事前に行います。

 

このリスク想定ができていないと、いざ失敗したときにリカバリーが効かない可能性が生じてしまうため、極めて重要な考え方です

 

若手の場合、経験値の不足から、このような先を見据えた俯瞰力を発揮するのはなかなか困難です。

 

一方で経験豊富な中堅の場合は、経験則に基づいたリスク想定が可能であり、これのおかげで万が一の失敗に備えることが可能です。

 

リスク想定は、課題の解決と同等、ときにはそれ以上に重要な部分と感じますので、若手からレベルアップするためには、リスク想定という観点での俯瞰力も身につける必要があると考えます。

 

以上、私の思う若手から中堅に生まれ変わるために意識するべきことの紹介でした。

 

「まだ若手のお前が何を言っても説得力ないよ!」という意見がありましたら、反論の余地がありませんので素直に聞き入れます笑

 

ただ、実際に中堅として活躍する先輩社員を見て感じる部分でもあるので、あながち間違ってもいないのではないかなと個人的には思います。

 

「若手のままの若手」でいるか「中堅を見据えた若手」になれるか、今がターニングポイントな気がするので、今後も精進してまいります。

 

それでは!

 

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